埼玉県入間市に現在建築している建物です。徐々に立ち上がっていく様子を公開いたします。

1)解体〜整地 2)基礎工事 3)上棟式
今までの様子は上記をクリックしてご覧下さい。


完成プラモデルを作成しました


2000年10月上旬の工事分です
縮まない漆喰と乾燥した木材
土の乾燥と違って、漆喰は固まっても縮みません。木は製材の段階でしっかり乾燥していると、そこから先はほとんど変形しません。漆喰としっかり感想させた木材によって組み合わされた部分は、50年以上リフォームがいりません。また、夏涼しく冬温かい、省エネの住宅ともいえます。
自然な色合いと風雨に耐える強さを
外側の漆喰には藁をまぜています。藁の繊維のおかげで風雨にさらされても崩れにくいだけでなく、藁のアクの自然な色合いは、木造住宅に待ちする自然な色合いをかもしだします。
自然光を取り入れて更に暖かみを
階段横の障子が入りました。木材の温かさを生かした居間と和室、その横にある階段との間を、さんの太い障子でしきりました。階段上の天窓の明かりを効果的に取り入れ、さらに暖かみを増しています。
大きく広げて季節を感じる
居間・和室にある障子は方開きではなく、すべてフルオープンになります。自然な木の味わいの中で、さらに四季折々の季節を感じることができます。
行き来できるロフト
2000年10月より施行された新法により、直下階の50%までのロフトが認められました。子供部屋×2・廊下・寝室の4個所にはしごがありますが、ロフトの中でも全部屋がつながっており、充分生活に活用できる空間になっています。(右の写真はロフトから見下ろしたところ)

2000年9月6日までの工事分です
見える部分も見えない部分も木
外壁も木を使います。木の後ろの空間は床下から屋根までつながっていて、熱くなった空気は上昇して、かわらの下に隠れている排気口から放出されます。泥壁・泥屋根と空気抜きのおかげで、1階と2階の室温は夏でも同じになります。雨戸は使いやすさを考えて木ではありませんが、金属部分を木の暖かさで包むよう、構造を工夫しています。

2000年8月30日までの工事分です
基本はがっちり おしゃれもしっかり
手作りの家だからこそ、他には無いおしゃれを盛り込むことができます。玄関に見える階段の横には障子をはり、うっすらと段が見えるようになります。階段奥の飾り棚には、曲線の美しさを盛り込んでみました。木材加工にも壁の仕上げにも、職人の技が光ります。
昔ながらの良さを各所に
この家には一切ベニヤ板を使いません。押入などの収納も、杉の板で仕上げます。ベニヤからでるホルマリンの害は、やっと最近になって取り上げられていますが、アトピー性皮膚炎などにも害があると言われています。壁にも昔ながらの漆喰壁を使用しました。見た目だけでなく実際にも涼しくなります。
キッチンがおさまりました
キッチンやトイレなどは、さすがに木で組み立てないほうが良さそうです。施主様からお話を伺い、その家に合わせた使いやすいものを設置しました。

下からここまでは2000年7月29日までの仕上がり分です
人間の手が一番正確
それがロケットや原子炉の部品であっても、図面から仕上げる段階には職人の技が活かされます。昔ながらの作業でも、新建材を使った仕事でも、仕上がり品質は職人の技で決まります。
木の組み合わせは職人技
しっかりと乾燥した木材を使い、木の性質を理解した職人が作業して、初めて丈夫で長持ちする家を造ることが出来ます。
見えないところにもこだわりを
手抜き住宅が続々出てきて問題になっていますが、特に問題になるのが床下や天井裏などの見えないところ。床を支える小さな柱は、本来上からの重さを支えれば良いのですが、地震でずれることを考えてしっかりと差し込みました。右の写真は床下から見上げたところ。黒いのはコルクボードをこがしたものです。コルクの断熱性と炭の殺菌性などが、暮らしているうちに力を発揮します。
大黒柱を選びましょう
上手に設計すると、大黒柱にしっかりと重量がかかり、全体としてバランスのとれた家になります。大黒柱には特にこだわりたいから、施主様と製材所まででかけて、一緒に選ぶこともあります。大黒柱1本は、増建からのプレゼント。20年、30年とたったときに、「この家の大黒柱は私が選んだんだ」と自身をもって言えるような家造り。増建は応援します。
製材所でじっくり熟成
丸太から大きめに切った状態で、材木の間に空気を入れるようにしてじっくり乾燥させます。丸太のまま乾燥するよりも、しっかりと乾燥します。木材は乾燥すると狂いが出ますが、狂いの出きった状態で製材することで、それ以上変形しない優秀な材木になります。積み上げられて表面が変色しているのは、充分な時間をかけて乾燥させた証拠です。